統計検定2級の勉強に使った本

はっきりいって、文系の人が統計2級程度を持っていて何かできるようになるということもないのですが、一応わかりやすい目標があった方が学習も身に入るということで。

 

 教科書

統計学

統計学

 

 学部の講義の指定教科書であったため本書をメインにしていました。筆者のホームページに訂正や練習問題の解答などが載っています。

率直な感想を述べると、本書をメインに読み進めるには若干難しく、かといって辞書として使うには物足りないという、少々中途半端な感が否めないように思います。

 

参考書

 

 高校レベルが危うい場合はここから始めるといいかと。標準偏差の説明が非常にわかりやすく説明されています。また、チェビシェフの不等式は本書を読んで初めて理解できました。

 

 

 諸定理の証明は本書が最もわかりやすかったと思います。また、2級レベルの仮説検定についても本書が最も役に立ちました。回帰分析以外は概ねカバーしているので、本書をメインに使うのもいいかもしれません(むしろ推奨)

 

問題集

 

日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2016〜2018年]

日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2016〜2018年]

 

 公式の過去問集。

 

 

以上まとめましたが、2級レベルならネット上にいくらでも解説があるので、ぶっちゃけなんでもいい何か1冊辞書的に使用する本があれば十分なようにも思います。今の私なら、学習用にマセマ、辞書として下の『統計学入門』を使います。

 

統計学入門 (基礎統計学?)

統計学入門 (基礎統計学?)